個人情報の定義まとめ

2005年02月21日

前回までで
1. 個人情報
2. 個人情報データベース
3. 個人データ
4. 保有個人データ
とは何かを説明しました。

お約束通り、今回はその意味するところをまとめて説明します。1. 個人情報
ここまで読んでくださった方には個人情報については説明するまでもないと思います。身の回りで個人を特定できる情報があればそれは何でもかんでも個人情報だと思ってください。加えて説明すると個人情報データベースを構成する前の情報だとも言えます。データベースへの入力前の帳票や整理されていないプレゼントの応募ハガキなど。

大事なことは「個人情報」を収集するときに色々な約束事がある、ということです。

利用目的を明確にしたり、その目的以外で使ってはいけないなど。聞いたことあるでしょ?
また次回以降にまとめますけどね。


2. 個人情報データベース
個人情報データベースは個人情報が複数の人から容易に検索できるようにデータベース化したものでした。これには実は約束事はありません。この言葉が登場するのは
・個人データの定義
・個人情報取扱事業者の定義
の2つだけです。前者はすでに説明しました。
後者は簡単です。

個人情報データベースを持っている企業が個人情報取扱事業者

そんだけ。


3. 個人データ
個人データ、ちょっとやっかいです。頑張って読んでください。
そもそも個人データとは個人情報データベースのうち個々のデータのことでした。この段階においては収集した個人情報を利用・管理する段階にあります。だから個人データに関しては利用や管理についての様々な約束事があります。
・データ内容の正確性の確保
・安全管理措置
・委託先の管理
・第三者提供の制限
などなど。何か聞いたことあるけど、よー分からんって感じですよね。
「個人情報」を収集するくらいなら簡単なんですけど、「個人データ」を管理すると大変なんです。
今回はまとめと次回へのつなぎですのでこれくらいで。


4. 保有個人データ
保有個人データは前回おおよそ面倒なところは説明してしまいました。
個人データのうち開示や訂正の権限があるデータのことでした。
約束事はもちろん開示や訂正のプロセスについてです。


ちょっと分かってきましたか?

個人情報を取り扱う一連のプロセスのなかで、個人情報の呼び名が微妙に変わっていき、それぞれの状態において色々な約束事がある。

今日はこれが言いたかっただけです。
4つの定義がどのような意味があったのかを頭のなかで整理できればもう私は満足です。
ここまで理解できれば、個人情報保護に関してかなりうんちく語れますし、法律やガイドライン読む際にも抵抗感なしに読み進められます。実際にはこの定義が分かっていない人がうんちく語ったりしてますけどね。

次回から約束事をゆっくり見ていきましょう。
posted by CISO見習い at 18:12 | Comment(0) | TrackBack(0) | 個人情報保護




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