利用目的の特定

2005年03月07日

長らくお待たせいたしました。法律上のお約束事の説明に入ります。
第一回目は利用目的の特定です。いきなり法律です。

(利用目的の特定)
第十五条 個人情報取扱事業者は、個人情報を取り扱うに当たっては、その利用の目的(
 以下「利用目的」という。)をできる限り特定しなければならない。
2 個人情報取扱事業者は、利用目的を変更する場合には、変更前の利用目的と相当の関
 連性を有すると合理的に認められる範囲を超えて行ってはならない。


あまり説明する部分ありませんよね?

「個人情報取扱事業者って何ですか?」

すみません。説明してませんでしたね。
これは「個人情報データベースを事業の用に供する事業者」です。それ以上の説明はありません。5,000件以上がどうのこうのという人もいますが、5,000件のデータを持っていないからルールを守らなくてもいいのではありません。このブログを読んでくださっている皆さんはあのような無意味な議論には付き合わないで下さい。

利用目的の特定で一番大切なことは

「利用目的を決めてから収集する個人情報の項目を決める」

ってことだと思います。企業の人は個人情報を適当に集めてから「どうやって使おうか」なんて考える人もいますが、ナンセンスです。目的ありきで収集してください。

あとは利用目的を変更するのもOKなんですけど、以前とまったく関連性のないものはNGよ、ってことです。

スピード違反みたいに50Kmオーバーなんて明確な基準がないところが難しいところです。
いかに本人に納得していただけるように企業が対応しているかがポイントです。
利用目的に関わらず次回以降のところでもすべてそうです。

次回は「利用目的による制限」です。
posted by CISO見習い at 19:48 | Comment(0) | TrackBack(0) | 個人情報保護




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