第三者提供の制限

2005年03月29日

言っていることは簡単なんだけど、文章が長いのがいやだねぇ。
でも結構良さげな副産物もあるので頑張らなきゃ。(第三者提供の制限)
第二十三条 個人情報取扱事業者は、次に掲げる場合を除くほか、あらかじめ本人の同意を得ないで、個人データを第三者に提供してはならない。


第三者提供するなってことです。「個人データ」ですね。一応確認。
ほとんどの人はここで読み終えていいですよ。どーしても第三者提供したい人や副産物を手に入れたいという欲張りさんは頑張って読んでみてください。

以下は例外的に第三者提供が許される場合です。

 一 法令に基づく場合
 二 人の生命、身体又は財産の保護のために必要がある場合であって、本人の同意を得ることが困難であるとき。
 三 公衆衛生の向上又は児童の健全な育成の推進のために特に必要がある場合であって、本人の同意を得ることが困難であるとき。
 四 国の機関若しくは地方公共団体又はその委託を受けた者が法令の定める事務を遂行することに対して協力する必要がある場合であって、本人の同意を得ることにより当該事務の遂行に支障を及ぼすおそれがあるとき。


どこかで見たような文章ですね。そうそう、利用目的による制限でした。なので説明省略。以前も説明してないけど。。。許して〜。

次は重要!

2 個人情報取扱事業者は、第三者に提供される個人データについて、本人の求めに応じて当該本人が識別される個人データの第三者への提供を停止することとしている場合であって、次に掲げる事項について、あらかじめ、本人に通知し、又は本人が容易に知りる状態に置いているときは、前項の規定にかかわらず、当該個人データを第三者に提供することができる。

これって大手を振って第三者提供するための条件ってことです。全部必須事項なのでご注意を!

 一 第三者への提供を利用目的とすること。
 二 第三者に提供される個人データの項目
 三 第三者への提供の手段又は方法
 四 本人の求めに応じて当該本人が識別される個人データの第三者への提供を停止すること。


一から三は分かりますよね。利用目的の中に「この個人データはこんな方法で○○株式会社に第三者提供しますよー」って書いておけばいいってこと。
四はこの後でもちゃんとでてきますが、本人が第三者提供を拒否したい場合は本人の意向を尊重しなければならない、ってこと。ここ重要な考え方ですよ。

3 個人情報取扱事業者は、前項第二号又は第三号に掲げる事項を変更する場合は、変更する内容について、あらかじめ、本人に通知し、又は本人が容易に知り得る状態に置かなければならない。

当たり前。

4 次に掲げる場合において、当該個人データの提供を受ける者は、前三項の規定の適用については、第三者に該当しないものとする。

難しい書き方ですが、よーするに

「こんな場合は第三者提供じゃないよ」

って言っています。要は定義ですね。

一 個人情報取扱事業者が利用目的の達成に必要な範囲内において個人データの取扱いの全部又は一部を委託する場合

これは単に業務を委託しただけ。預託なんていう人もいますよね。

二 合併その他の事由による事業の承継に伴って個人データが提供される場合

個人データって企業に帰属するのではなく、事業に帰属するんですね。まっ、当たり前か。

 三 個人データを特定の者との間で共同して利用する場合であって、その旨並びに共同して利用される個人データの項目、共同して利用する者の範囲、利用する者の利用目的及び当該個人データの管理について責任を有する者の氏名又は名称について、あらかじめ、本人に通知し、又は本人が容易に知り得る状態に置いているとき。

へぇ〜、こんなところで共同利用の説明するなんて。覚えとかなきゃ。
銀行なんかはグループ経営(はやりの言葉ではコングロマリットって言うんですか?)を進めているのでこの手法を使います。そんな利用規約読んでるのは私だけですか?


5 個人情報取扱事業者は、前項第三号に規定する利用する者の利用目的又は個人データの管理について責任を有する者の氏名若しくは名称を変更する場合は、変更する内容について、あらかじめ、本人に通知し、又は本人が容易に知り得る状態に置かなければならない。

何でも「あらかじめ、本人に通知し、又は本人が容易に知り得る状態」にしておけばいいんでしょ。

次は「保有個人データに関する事項の公表等」です。
posted by CISO見習い at 01:11 | Comment(0) | TrackBack(0) | 個人情報保護




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